内容説明
30都府県にわたる近世瓦を製作技法を中心に幅広く整理分析し、県別に編年。これまで注視されることのなかった出土遺物から広域に比較検討しうるデータを抽出することで、瓦を近世史構築のための資料に昇華せしめた、画期的研究。
目次
近世瓦の技法と編年
近世瓦におけるコビキB(鉄線切り)出現の年代―地域別の実年代について
中世から近世へ―四天王寺住人瓦大工と播州英賀住人瓦大工
近世鹿児島の瓦
近世熊本の瓦
近世長崎の瓦
名護屋城と近世唐津の瓦
近世福岡の瓦
近世大分の瓦
近世愛媛の瓦〔ほか〕
著者等紹介
山崎信二[ヤマサキシンジ]
1948年12月生まれ。広島大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所副所長。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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