内容説明
日本列島をはじめとする世界各地のさまざまなテーマについて、現在第一線にある研究者が意欲的かつ精緻に掘り下げ、生業をめぐる考古学研究の成果を展開。今日の研究の高水準を実証する諸論考の集積。
目次
1部 日本列島(遺跡立地からみた日本列島の中期/後期旧石器時代の生業の変化;先土器時代陥穴の使用方法―静岡県愛鷹山麓BB3期の場合 ほか)
2部 東アジア(黄河の米;二里頭文化の陶鬲と粟粥 ほか)
3部 西アジア(西アジア新石器時代における土器製作の開始と生業の関係;西アジア新石器時代における製粉具研究の諸問題 ほか)
4部 南アメリカ(乾燥地における農耕の出現と社会変化―ペルー北部海岸の形成期社会を一例として)
著者等紹介
藤本強[フジモトツヨシ]
1936年東京都生まれ。1959年東京大学文学部考古学科卒業。大学院(博士課程中退)、助手、助教授(北海文化研究常呂実習施設勤務)を経、1985年~1997年東京大学教授。1997年~2002年新潟大学教授。2002年~國學院大学教授。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- Fishkill