内容説明
従来の「ナイフ形石器文化」の変遷を中心とした旧石器編年が矛盾を露呈する中で、全国的な地域編年の現状をとらえ直し、列島的規模で展開する構造変動の動きを、あらたな編年案により顕在化する。
目次
序言 構造変動の探究を目標とする編年構築
関東地方の地域編年
東海地方の地域編年
中部地方の地域編年
東北地方の地域編年
中・四国地方、近畿地方の地域編年
九州西北部の地域編年
九州東南部の地域編年
北海道の地域編年
シンポジウム 旧石器時代の編年的研究
日本旧石器時代編年研究の進展―シンポジウムを通じて
著者等紹介
安斎正人[アンザイマサヒト]
1945年生。東京大学大学院人文社会系研究科助手
佐藤宏之[サトウヒロユキ]
1956年生。東京大学大学院人文社会系研究科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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