内容説明
黒潮に洗われる伊豆諸島には、古くから特色ある文化が根づいている。それら文化の諸相を縄文時代から中世にかけて追求し、太平洋沿岸の文化交流の実態解明にせまる。
目次
第1章 列島の古代文化と伊豆諸島―先史・古代史への島の役割
第2章 黒潮沿岸の交流文化―縄文時代の交流・交易
第3章 弥生時代の伊豆諸島―西からの文化伝播
第4章 渡海の考古学―東日本の丸木舟・準構造船
第5章 律令体制の地域的展開―伊豆諸島の堅魚節生産と平城京
第6章 江戸湾への道―中世の伊豆の海と伊勢商人
著者等紹介
橋口尚武[ハシグチナオタケ]
1937年鹿児島県種子島に生まれる。日本大学文理学部史学科卒業ののち専攻科史学専攻(考古学)終了。現在、千葉大学講師(非)
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