内容説明
本書では、植物遺体が実際どのようなものであり、どのように扱い、どのように調べるのかを概説している。植物の性質やとらえ方についても述べ、どのように扱い、調べるかは、珪藻、パリノモルフ(花粉と胞子)、種実類、木材、植物珪酸体に分けて概説した。
目次
第1章 考古学にとっての植物
第2章 植物と植物遺体
第3章 珪藻
第4章 パリノモルフ:花粉と胞子
第5章 種実類:大型植物遺体
第6章 木材
第7章 植物珪酸体(プラント・オパール)
第8章 生態系の復元
第9章 環境と人間活動
第10章 研究機関・埋蔵文化財関係機関での保存と公開