内容説明
欧米の建築・都市・地方自治は、日本と似て非なるものである。古臭いと言うなかれ。今なお日本にとって学ぶべき教科書である。本書は、50年にわたって調査・研究したフィールドワークの集大成。パンデミック後の都市像も提案。
目次
都市の立体・複合化
都心型コミュニティ
ウォーターフロント開発
用途転換(コンバージョン)
文化芸術のための空間づくり
快適性を求めた建築・都市空間
自治体制度
欧米の自治体のおもてなし度(生活体験、取材経験から)
最近の地球規模の重要政策 環境
アメリカの地方都市の魅力ある小規模大学
公共事業発注方式
パンデミック後の都市
著者等紹介
原田敬美[ハラダケイミ]
1949年生まれ。一級建築士、技術士(建設)、工学博士(横浜国立大学)、建築計画・都市デザインを専門とする。1969年、ウースター大学交換留学(アメリカ、オハイオ州)。1971年、カール・クリスティアンソン建築事務所研修留学(スウェーデン)。1974年、早稲田大学大学院修了。1974年~1976年、ライス大学建築大学院ヘフルブライト留学。1977~1980年、菊竹清訓建築設計事務所にて実務を学ぶ。1980年、SEC計画事務所設立。2000年6月~2004年6月、東京都港区長。2005年、イタリア連帯の星コメンダトーレ章叙勲。2005年~現在、国際建築アカデミー客員教授(ブルガリア)。現在、都内の木密地区の改善活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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