内容説明
実体験をもとに本音でつづるタテマエ社会のウラオモテ。都庁幹部職員・OB業者として、役所を内外から見て導き出した出世のノウハウ。誰にでもあてはまる、出世のための画期的書。
目次
第1章 口には出せぬが内心は(「出世」はますます禁句となっている;格差社会と出世 ほか)
第2章 内部登用試験は「突破」あるのみ(出発点は内部登用試験;合格した後こそ問題 ほか)
第3章 減点社会と組織社会の狭間で(体育会系はもてる;ここぞと思うところでは全力を傾けて仕事をしなければならない ほか)
第4章 多芸多才…生かすも殺すも(公務員の株式投資;公務員で儲けられるのは優良銘柄への長期投資だけ ほか)
第5章 インフォーマルばかりにあらず(週刊誌やブログをよく読む;転職・転身 ほか)
著者等紹介
本宮春城[モトミヤハルキ]
昭和15年宮城県仙台市生まれ。同県北の石越村で育つ。早稲田大学第一法学部卒業。東京都庁に入る。都の区役所出向も含め21カ所の職場を転勤し32年余を勤める。勧奨退職後「行政対応研究所」設立。西武建設(株)嘱託として7年1カ月勤務。平成18年行政書士登録(昭和40年同試験合格)。東京都行政書士会所属。平成13年から同15年東京都多摩市個人情報保護運営審議会委員。平成15年から同17年東京都多摩市廃棄物減量等推進審議会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ポコ
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もっと奇抜なのかなあ?と期待して読んだんだけど、普通だった。うーーーん。2015/10/31
まな坊
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◇出世を望むなら上司の意向に逆らってはいけない。上司に悪態を吐いて四回級格下げをされた実例もある◇役所は出世レースにおいて一度失敗してしまえば退職する最後までついて回る◇セッセセッセと事前根回しが十分だった者は、大失敗をやらかしても当該組織のために良かれと思ってしたことだと評価されていた。公務員を終えた後ある大企業の下で七十歳を越えた今も顧問として在籍し給与所得を得ている◇凡人は出世の必修科目「派閥に入る」を外してはたいした出世はない。トップになりそう、トップが幾人も出ている派閥なら申し分ない。2010/04/02