• ポイントキャンペーン

社会科学の冒険
北の大地・南の列島の「農」―地域分権化と農政改革

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886115058
  • NDC分類 611
  • Cコード C0033

内容説明

北海道と沖縄、この二地域の農業がたどった道の中に21世紀日本農政の課題を解く鍵がある!前作『「農」をどう捉えるか』に続く意表を衝く鮮やかな手法で、貿易自由化と農業の地域性との関係を読み解く力作。

目次

1部 地域分権化と開発のかたち(メゾ・エコノミックスの構築を;北海道と沖縄の開発;東アジア経済連携と地域分権化 ほか)
2部 北海道と沖縄の農業(日本文明史のなかの南北の辺境;北海道での農業開拓始動期;農業再編と地帯分化 ほか)
3部 「農」の地域性と農政改革(WTO体制下での農業交渉;「自由貿易」という美名のもとでの不公正な貿易体制;世界経済のなかでの農業問題―若干の歴史的展望 ほか)

著者等紹介

原洋之介[ハラヨウノスケ]
1944年兵庫県生まれ。1972年東京大学大学院農学研究科博士課程修了。1976年農学博士。政策研究大学院大学教授。専攻、経済発展論、アジア経済論、農業経済論。主著作『クリフォード・ギアツの経済学』(リブロポート、1985年、1986年度発展途上国研究奨励賞受賞)『東南アジア諸国の経済発展』(東京大学東洋文化研究所、1994年、第12回大平正芳記念賞受賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。