内容説明
講道館柔道の創立者・嘉納治五郎。姿三四郎のモデルとなった西郷四郎ら伝説の四天王。戦時下東條英機暗殺を謀った牛島辰熊、木村政彦。西欧の巨人に立ち向かった神永昭夫等々。時代の波を被り共に生きた講道館史はそのまま日本近代史でもある。そのうねりの底で揺るがぬ礎石となり続けた高木喜代市とは…。
目次
巣鴨プリズンの寄せ書き
第1章 高木喜代市の柔道と生涯(若き日の高木喜代市;講道館;戦時下の柔道と高木喜代市;戦後の柔道界と高木喜代市)
第2章 柔道(柔術)・三つの流れ(柔道の源流;講道館柔道;大日本武徳会;高専柔道)
巣鴨プリズン慰問その後と高木喜代市が目指した柔道
著者等紹介
堀江朋子[ホリエトモコ]
1940年9月東京で生まれる。早稲田大学法学部卒業。日本文藝家協会会員。「奮芸復興」代表。北上しらゆり大使。北上市口内町ふるさと大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。