日高見望景―遥かなるエミシの里の記憶

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886114471
  • NDC分類 212
  • Cコード C0095

内容説明

日高見(ひたかみ)は北上。溢れんばかりに盛り上がった川、水。流れ着く海、風。連なる山々の緑、光。―俺たちはただ俺たちの故郷を守っただけ―、阿弖流為、母禮、大獄丸、人首丸らの声が聴える。鹿が舞い、鬼が叫ぶ。彼らへの鎮魂なのか、哀惜なのか。歴史の襞に踏み込んだ日本人必読の書。

目次

序章 被災地へ―海嘯と蝦夷山桜
第1章 石巻市と多賀城市―古代王権の東北侵攻(三十八年戦争の始まり―石巻市桃生;被災地石巻と桃生城跡 ほか)
第2章 水沢市・枚方市・人首(米里)―三十八年戦争とその終焉(胆沢の戦いと阿弖流為・母禮―水沢;阿弖流為・母禮終焉の地―大阪府枚方市 ほか)
第3章 盛岡市・矢巾町・北上市―東北統治の衰退(志波城・徳丹城への道―北上市新平・飛勢城跡;志波城と徳丹城の今―盛岡・矢巾 ほか)
終章 再び被災地へ―気仙沼・陸前高田・越喜来

著者等紹介

堀江朋子[ホリエトモコ]
1940年9月東京で生まれる。早稲田大学法学部卒業。日本文藝家協会会員。「文芸復興」代表。北上市口内町ふるさと大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kozawa

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蝦夷の居た土地、震災被災地、といった観点で、読み物と割り切れば面白くはあったけれど、歴史に関する記述で、郷土資料からの引用はまだましな方でも、梅原猛や司馬遼太郎からの引用を受けた記述をどれだけ真に受けてよいのかは私にはよくわからない。2012/10/20

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