「団地族」のいま―高齢化・孤立・自治会

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784886026569
  • NDC分類 365.35
  • Cコード C3036

内容説明

高齢化問題を抱える日本では、団地でもまた高齢化が進んでいた。「高齢者」「孤立」「自治会」をキーワードに、かつての「団地族」の変容と再生の途をさぐる。

目次

1章 団地に暮らす高齢者
2章 「団地族」と「団地高齢者」
3章 地域のなかの団地高齢者―埼玉県和光市
4章 独居高齢者の居場所と団地内の知り合い―公田町団地
5章 団地自治会―神代団地
6章 団地内メディア―自治会報・高島平新聞
7章 高齢社会の象徴としての団地
おわりに―団地と大学

著者等紹介

小池高史[コイケタカシ]
1983年、静岡県生まれ。現在、九州産業大学講師。横浜国立大学卒業、同大学院博士課程修了。博士(学術)。専門は老年社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぺんぐぃん

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かつて「団地」に住む権利を得た勝ち組(抽選にあたったり、経済力があったり)の高齢化に伴い、変化してきた「団地族」の考察。「高齢化」「孤立」と、団地で起こっていることは現在の日本の先取りかと思いきや、人は出入りしており、縮図のようである。きちんと調査したり、充分な資料もそろえて、学術書のようでもある。ただ、あまりに淡々としていて(小説じゃないから当たり前だけど)予想外でした。「団地族」という言葉に、ついノスタルジーを感じて、勝手にドラマや当時の生活などを思い浮かべていました。横書きだったのも新鮮。2017/06/28

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