目次
第1部 インド篇(『法華経』写本研究の重要性;インド仏教における「信」(saddh〓/´sraddh〓)の系譜―梵天勧請説話から『法華経』「方便品」へ
ガンダーラの銅製薬缶型水瓶の研究―古代インドにおける用途と意義
アフガニスタン北部における仏教石窟―ハイバク
バーミヤン出土仏教写本研究の二十年
仏教東漸の道―捨身飼虎と求法僧
ガンダーラ仏教建築における仏塔の形態)
第2部 中央アジア篇(ガンダーラからバクトリアを経て中国へ伝わった大乗仏教;タルミタ=テルメズの仏教建築の歴史に関して;カラテパにおける仏教教団の生活と儀式(復元の試み)
ソグドのペンジケント遺跡宮殿址で出土した壁画について
ワフシュ神とラームセート神―バクトリア語文書から見たトハーリスターンにおける宗教事情の一側面
キルギスタン・チュー川流域における中世仏教の考古遺産
北バクトリアにおける仏教の伝播と様相)