- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
同じ時空を生きた精神分析家と文豪の波及力。『カラマーゾフの兄弟』に精神分析家は何をみたか?!ロシア文化は精神分析から何を得たか?!西と東を結ぶ大胆な試み。
目次
1 フロイトとドストエフスキイ(「国境でロシアの検閲を…」―フロイトとロシア;「二元論の欠如」―ルー・ザロメのロシア;「道徳によるごまかし」―「ドストエフスキイと父親殺し」;「作家は何よりもまず自分のために書く」―症例としてのドストエフスキイ;マックス・アイティンゴンはスパイだったのか?)
2 「大審問官」の国で(「社会的生物学的テイラー主義を…」―ザルキントの人間改造;「下意識は待っている」―エヴレイノフとエイゼンシテイン;「これは性的な精神神経症なのだろうか?」―ゾーシチェンコ『日の出前』)
著者等紹介
岩本和久[イワモトカズヒサ]
1967年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。稚内北星学園大学情報メディア学部教授。専門はロシア文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- かごしま海の研究室だより