内容説明
それぞれの時代、それぞれの社会、それぞれの立場で、女性たちは懸命に生き、心を燃やし、苦難を乗り越える。世界初の女性大使、A・M・コロンタインは、強い信念と、熱い心で、人生を全うしました。この伝記から、人生を、世界を、そして歴史を学ぶことが出来ます。
目次
シューラ・ドモントーヴィチからアレクサーンドラ・コロンタイになるまで
「私は夫ウラヂーミルから去って他人の許に行ったのではない」
未知への旅。スイス
岐路に立つ
プレハーノフとの出会い
亡命
第一次世界大戦
アメリカ合衆国めぐり
ふたたびアメリカで
「差し当たって」の生活―二月革命を知る〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Fumitaka
3
ボリシェヴィキの女性幹部アレクサンドラ・コロンタイの伝記である。恐らくコロンタイ自身の手による回顧録のようなものがあるのだろうが、本文中にそこからの引用が多く(スウェーデンの王宮で、ナポレオン麾下の将軍からスウェーデン王になったベルナドットとその妻に思いを馳せる部分とか。長い。pp. 415-9)、彼女自身の見解のようなものを見て取ることもできる。あと小説を書いていたのは知っているが日記の文章は上手い(p 47、p. 163)。「空は高く秋の澄んだ青さ」とか俺は書けねえ。2023/04/26
トム
0
первая мировая империалистическая войнаを第一次世界帝国主義戦争と直訳するのちょっとやばくないですか?作者名、翻訳者名、いずれもググっても何も出てこないのも怖い。なんでこんなん読んでしまったんだろう。2021/01/31