内容説明
今なお真相が明らかになっていない、「ロシア金塊疑惑」について、資料・文献をもとに今新たな考証を加える。
目次
第１章 シベリア出兵の序幕―朝鮮・満州・ロシア極東への銀行進出
第２章 十八銀行のウラジオストク支店（松田銀行部）開設
第３章 第１次大戦期の日本の対ロシア兵器輸出と円貨ロシア国債の発行
第４章 反革命コルチャク政府への軍事援助と金決済
第５章 浦塩派遣軍のロシア極東侵攻作戦
第６章 浦塩派遣軍の軍紀の乱れと金塊掠奪
第７章 朝鮮銀行と横浜正金銀行の金貨担保融資
第８章 ロシア金塊の対日流入ルート
第９章 ロシア金塊疑惑調査の問題点
著者等紹介
白鳥正明［シラトリマサアキ］
１９２７年生。１９４４年仙台陸軍幼年学校卒、１９４５年陸軍士官学校復員中退。１９４９年旧東京外事専門学校（現東京外大）露西亜科中退。旧大蔵省為替局、（株）神戸製鋼所を経て１９８６～９１年九州産業大学教授、１９９１～９８年富山国際大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
