内容説明
ロシアで現役の口承文学として生き続けている、四行詩の流行歌チャストゥーシカ。風刺あり叙情ありのバリエーションを多数収録。
目次
はじめに チャストゥーシカとは
シーン１ 祭と遊びの会
シーン２ 結婚
シーン３ コルホーズという職場
シーン４ 兵役と戦争
シーン５ 変わる村の暮らしの中で
おわりに チャストゥーシカの現在
著者等紹介
熊野谷葉子［クマノヤヨウコ］
１９９９年東京大学大学院博士課程修了、２００２年文学博士号取得。２００７年現在、慶應義塾大学、電気通信大学非常勤講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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晴天
1
主に19世紀から20世紀前半に流行った即興の4行詩チャストゥーシカについて紹介する。卑語猥語が多く、顔をしかめる人も多いというが、人々のその時代の喜びらや悲哀、どうしようもない思いなどを生き生きと描いている。そして今日においてはどういうものが歌われるのだろうかとも思う。2022/03/16
