内容説明
バイコフ『偉大なる王』で有名になった満州の村で、自らの教義に基づき暮らす人々の生活様式を文化人類学的アプローチでまとめた。
目次
1 現代の「ロマノフカ村」「コロンボ村」へ
2 ソ連邦から「満州国」への逃亡
3 「満州国」時代の生活
4 ソ連邦への帰還と定住
5 タヴリンカ村の生活と信仰
著者等紹介
阪本秀昭[サカモトヒデアキ]
天理大学国際文化学部ヨーロッパ・アメリカ学科ロシア語コース教授。1948年奈良県吉野郡に生まれる。1972年天理大学外国語学部ロシア学科卒業。1974年早稲田大学文学部大学院文学研究科(西洋史専攻)修士課程修了。同年4月より天理大学外国語学部助手。1996年天理大学国際文化学部教授
伊賀上菜穂[イガウエナホ]
1969年愛媛県松山市に生まれる。1992年上智大学外国語学部ロシア語学科卒業。2001年大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程修了。東北大学東北アジア研究センター研究機関研究員(2001~2002)、大阪大学大学院言語文化研究科助手(2002~2005)を経て、現在は大阪大学、大阪外国語大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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