内容説明
ロシア人と切っても切れない関係にあるウォッカについて、その誕生の歴史から製法、生活の中での様々な嗜み方も具体的に指南。代表的な銘柄と日本で入手できる銘柄、日本のウォッカ市場の現状にも触れる。
目次
第1章 ウォッカの歴史(ウォッカはいつ頃、どこで生まれたか;メンデレーエフ学説(40°が最適)をめぐる議論
ロシアのウォッカは世界のウォッカへ
ウォッカの国家管理の変遷(イワン三世からプーチンまで)
禁酒法(節酒令)の歴史)
第2章 ロシア人とウォッカ(一般的なウォッカの味わい方;健康医薬品としてのウォッカ;健康医薬品としてのウォッカ;ロシア男性の短命はウォッカの飲みすぎか;サマゴン(自家製蒸留酒)とは何か)
第3章 今日のロシアにおけるウォッカ産業(産業構造;主な製法 ほか)
第4章 ロシアウォッカのトレンド(2000年以降の動き)(ソ連時代のブランド(商標権問題で輸出ストップ)
新生ロシアに誕生した銘柄
プレミアムウォッカの出現
地酒(隠れた名酒)
帝政ロシア時代銘柄の復刻版)
第5章 日本におけるロシアウォッカ(日本のウォッカ市場におけるシェア;ソ連時代ブランド(ベリョスカ白樺解散後)
現在(2005年)の輸入状況)
著者等紹介
遠藤洋子[エンドウヨウコ]
東京生まれ。1964年上智大学外国語学部ロシア語学科卒。1975年‐2003年株式会社プロムテック(ロシア語翻訳・通訳派遣業)社長。現在、株式会社プロムテック・ビズ(ロシア・CIS産ウォッカ輸入業)社長。2004年遠藤寿一(永年ソ連ロシア取引に従事、現在三菱商事株式会社業務部顧問、社団法人ロシア東欧貿易会顧問)と結婚し、遠藤に改姓。日本・ロシア協会評議員。スピリッツアドバイザー(ビア&スピリッツアドバイザー協会認定)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
晴天
O. M.
thuzsta