内容説明
日ロの二国間関係はどこへ向うのか。「ロシア側の論理」に触れながら、平和条約交渉の軌跡を生々しく伝える。
目次
第１部 平和条約への道（国境線画定論―「川奈提案」からプーチン大統領就任；実利主義者として―西側協調路線；「五六年宣言」の確認；―東京首脳会談；二島先行返還論；色丹島で半数が返還賛成―北方四島住民アンケート ほか）
第２部 ロシアは今（夢抱くサハリン ２０００年秋；変化の時代に未来問う―チェーホフ劇場・桜の園；ソ連崩壊―１０年後の夏）
著者等紹介
藤盛一朗［フジモリイチロウ］
北海道新聞記者。１９６１年千葉県生まれ。上智大学哲学科、早稲田大学ロシア文学科卒。８９年に北海道新聞社に入り、士別支局、小樽支社、政治部、整理部、外報部を経て２０００年３月から０１年８月までユジノサハリンスク支局駐在。この間１９９５年４月から９６年８月までモスクワに留学し、国際関係大学などを拠点にロシア現代政治、民族問題を研究した。現在は東京政経部所属
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