内容説明
「オリガルヒー=新興財閥」と呼ばれる人々が率いる企業集団の実態と、その政治・経済への影響力。
目次
「新興財閥」、「オリガルヒー」とは何か
ガスプロムグループ
ルクオイルグループ
インターロスグループ
ロスプロム・ユコス・グループ
ベレゾフスキー・スモレンスキー・グループ
ロッシースキー・クレジット銀行グループ
アルファグループ
モストグループ
システムグループ
その他
著者等紹介
塩原俊彦[シオバラトシヒコ]
1956年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。元朝日新聞モスクワ特派員。現在、高知大学助教授。著書に『現代ロシアの政治・経済分析』(1998年)、『探求・インターネット社会』(2000年)がある(いずれも単著、丸善)。ほかに、『ヨーロッパ社会主義はいま』(朝日新聞社、1990年)などの共著、多数の論文がある。「権力」、「情報」、「腐敗」などの断面を、経済学に限らず、政治学、社会学、哲学などの観点から複合的に分析することに取りくんでいる。当面の課題は「腐敗」の蔓延するロシアとウクライナの比較に基づく「腐敗構造」の分析である
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