内容説明
１８世紀後期の政治と社会を知る一級の歴史資料。明君として期待されながらも夭折した弘前藩第八代藩主津軽信明（１７６２～９１）。天明の飢饉（天明２～７年）後の困難な藩財政改革への取り組みだけでなく、藩校の開設、日々の心情や生活、交際など、万般にわたり藩主という存在が余すところなく日記のなかから蘇る。
目次
史料編（「日記（津軽信明江戸在住日記）」
「在国日記」巻一
「在国日記」巻二
「在国日記」巻三
「在国日記」巻四 ほか）
資料編（弘前藩領組分図；表１「日記」記載の津軽家関係事項；表２「日記」記載の大名等一覧；津軽家系図（第五代信寿～第九代寧親））
著者等紹介
浪川健治［ナミカワケンジ］
筑波大学名誉教授
山下須美礼［ヤマシタスミレ］
１９７７年生。帝京大学文学部准教授。筑波大学大学院博士課程人文社会科学研究科歴史・人類学専攻単位収得退学。博士（文学）
吉村雅美［ヨシムラマサミ］
１９８２年生。日本女子大学文学部准教授。筑波大学大学院博士課程人文社会科学研究科歴史・人類学専攻修了。博士（文学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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