目次
序 盛岡藩にみる社会的構造と環境・空間構造―元文三年「諸士知行所出物諸品并境書上」の分析
1 歴史資料としての「諸士知行所出物諸品并境書上」(「諸士知行所出物諸品并境書上」の作成とその歴史的背景)
2 資料データとその分析(元文期における盛岡藩の給人とその給地―「諸士知行所出物諸品并境書上」に記された知行の状況;元文期盛岡藩領における土地資源利用の空間構造―「諸士知行所出物諸品并境書上」データの地図化を通して)
3 「諸士知行所出物諸品并境書上」から読む地域社会(「産物」認識の可能性―自然・資源・権力をめぐる一考察;元文期盛岡藩領における山地景観とその利用形態―山林荒廃との関わりから;年中行事に関する貢租と盛岡藩士の知行地支配)
4 「諸士知行所出物諸品并境書上」による属人データと属地データ
著者等紹介
浪川健治[ナミカワケンジ]
1953年生。日本近世史。筑波大学大学院人文社会科学研究科教授。東北大学大学院文学研究科博士前期課程修了。博士(文学 筑波大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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