著者等紹介
平寿夫[タイラヒサオ]
1960年大阪生まれ。1984年大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業。同年(株)DVC入社。コマーシャルカメラマンとして勤務。1996年平寿夫写真事務所設立。1999年イエメン取材開始。2005年CANON GALLERYにて『その瞳の先にあるもの』展開催。日本写真家協会会員。大阪在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ワタナベ読書愛
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2005年刊行。1999年にイエメンの取材を開始。映っているのは殆ど男性(子ども~老人)であるのは、紹介文にあるように「女を他人の目に触れさせるのは恥」であるからだろうか。売店の店主も、買い物客も、農作業に行く人も、全員男性だ。写真撮影が好きなのか、意外とお茶目な人が多い。農作業に行くのに何故かきれいな上着を着ていたり、真顔なのにひょうきんな雰囲気に映っていたりする。外国人が撮影しに来たことに戸惑いながらも、少しずつ心を開いていくのか、映りたがりなのか、一人ずつ性格まで感じられる写真の数々。面白い人間模様2021/07/24