内容説明
イギリス人写真家ジョニー・ハイマスが、いかに日本人の魂を洞察し、鳥居に結集した日本人の心をレンズに収めたか。鳥居を日本各地の名も知られぬ海辺、山辺に尋ね、爛漫の桜花、新緑の若葉、黄金の稲田、満目の紅葉、壮麗な夕陽、一面の雪景のなかに求め、日本の心を写し取った。
目次
New Yar
Spring
Summer
Autumn
Winter
Seascape
いにしえの美
著者等紹介
ハイマス,ジョニー[ハイマス,ジョニー][Hymas,Johnny]
1934年イギリス・ヨークシャーに生まれる。幼年期以降、風光明美なモルバーン地方で育ち、実家の農業に従事。57年、Army Physical Training Academyを卒業し、体育教師を経て、62年以降、アクロバット・エンターテイナーとして、世界38カ国を旅する。訪れる国々の風景を撮り、66年、アメリカ・ハリウッドにて写真スタジオを開設。69年に初来日し、9ヶ月の間に全国各地を巡り日本の美しさに強く魅せられ、その美しさを写真に収め始める。74年から日本に定住し本格的に日本の自然と伝統文化を撮り始める。その後、数々の写真集を出版し、日本人以上に日本の風景を繊細に写し出す写真家としてしられるようになる。中でも、90年に出版された「日本の四季」は、ロングセラーになり、1992年AVAマルチメディアグランプリ・ハイビジョン部門で『彩を織る―JAPAN The Four Seasons』は、ハイビジョン賞を受賞した。また、彼のたんぼの作品は、日本の原風景である田んぼの美しさを人々に再認識させたことが評価され、95年、岩手農民大学第6回農民文化賞を受賞。叙情溢れる眼差しでとらえた日本の自然や文化の美しさは、話題を呼び続ける。「筑紫哲也ニュース23」、「徹子の部屋」、「筑紫哲也の現代日本学原論」、そして、「クローズアップ現代」等、テレビやラジオにも数多く出演し、個展や講演会などを通じ日本の美しい自然と文化の保護の大切さを発信している
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感想・レビュー
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