著者等紹介
李〓守[イチョルス]
1954年ソウル生まれ。韓国を代表する版画家。青春の一時期は読書に心酔した文学青年であったが、兵役を果たしたあと、画家としての道を選んで独学で絵の勉強に励んだ。1981年にソウルで初めての個展を開き、その後、全国各地で個展を開く。1989年にはドイツとスイスの主要都市で個展を開いた。民主画家として高く評価されている。最近は、日常の暮らしの中に息づいている禅と仏教に深い関心を示し、幽玄な霊的世界と芸術の魂が調和した妙趣あふれる作品を描く。現在、忠清北道の片田舎で農業を営みながら版画の制作にいそしんでいる
金順姫[キムスンヒ]
大阪市に生まれる。関西学院大学文学部卒業、韓国外国語大学大学院にて修士、博士課程修了。東洋大学にて『源氏物語研究』で博士学位取得。韓国外国語大学通訳大学院、ソウル大学語学研究所講師を経て、現在、梨花女子大学通訳翻訳大学院兼任教授。韓国出版協会審査員
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