内容説明
新聞の片隅、いや新聞にすら載らなかった人々の人生を照らし出し、その悲劇の奥にある一縷の光明を湧出させた鎮魂のフォークロア。
目次
第1章 海のマリコへ
第2章 炎の舞
第3章 縄文杉の麓にて―屋久島紀行異聞
第4章 無頼
第5章 望郷
第6章 午前五時四十六分―阪神大震災覚書
著者等紹介
大森亮尚[オオモリアキヒサ]
1947年神戸市生まれ。上智大学文学部卒業。1976年同大学院博士課程修了。大学院の頃より民俗採集調査に全国を歩き回る。専攻は民俗学をベースにした上代文学・芸能史の研究。霊魂信仰研究や怨霊研究を通じて日本人とは何かを問い続けている。現在、古代民俗研究所代表
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