真言密教と古代金属文化

真言密教と古代金属文化

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784885912863
  • NDC分類 188.52
  • Cコード C0039

内容説明

空海は鉱山師(やまし)?古寺と鉱山の不思議な関係。文献による知の枠組から踏み出し古代のハイテク(鉱山技術)を射程に入れて解明する古代史と真言密教のその受容。

目次

第1章 密教山相
第2章 探異抄
第3章 近畿山岳信仰と丹生
第4章 空海の真言密教の秘密
第5章 肱川流城で見た天之日槍―大人の足跡の謎
第6章 邪しき神々の軌跡―九州より四国を結ぶ途
第7章 座談会金属史観
資料(空海の密教山相ライン;愛媛県内重金属分布・愛媛県西南部の神社と銅鉱山の分布図;高野霊山の鉱区除外問題について)

感想・レビュー

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紀伊半島を東西に横切り、四国を東西に横断して九州に至る地質学上の中央構造線上には多くの銅山が集中している。これは空海が山岳修行僧として踏破したところでもある。空海は冶金・鉱山知識を持って、(その確認のために!?)そこに寺院を足跡として残したのではないか?宗教と当時の先端科学が結びつき、彼が錬金術を行っていたことを示唆するもので、宗教というのはむしろその隠れ蓑であったのではないか?金属史観について話し合う後半の座談も、いろいろと興味深い視点が多く実に面白い。2024/04/26

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