内容説明
本書では、アメリカのロー・スクールが教材として使用する連邦最高裁の判例を豊富に引用、判例の分析・研究を行いながら、アメリカ的リーガル・マインドが育成されるよう工夫している。内容的には、入門書であるだけにとどまらず、スタンダードな教科書的レヴェルを維持しながら、学部・院生、アメリカのロー・スクール留学志望者を対象とした参考書、さらには一般社会人のための専門教養書を意図したものである。
目次
まえがき アメリカ合衆国憲法理解の原点
序章 合衆国憲法の制定とその発展
第1章 連邦議会の権限
第2章 大統領の行政執行権
第3章 司法権
第4章 法の適正な手続
第5章 財産権の保護
第6章 法の平等保護
第7章 表現の自由
第8章 信教の自由と国教樹立禁止条項
著者等紹介
鈴木康彦[スズキヤスヒコ]
長野県出身。米国ジョージタウン大学法科大学院卒業。ヴァージニア大学、昭和女子大学、ジョージメイソン大学大学院の教授・客員教授を歴任、2002年退任。その間、ジョージタウン大学外交大学院「世界リーダーシップ・セミナー」の企画委員および講師、1980年、日米通商摩擦をめぐり参考人としてアメリカ議会で証言、1997年、英国オックスフォード大学に出講(Law&Politics of Global Trade)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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