内容説明
理論編―太極拳の歴史や、護身術としての理論、太極拳の威力の源である「気」の仕組みなどを解説。技術編―太極拳の用法や奥義を解説。正宗太極拳九十九勢の全ての型を公開。気功や太極拳の鍛錬方法や、掌形・脚形・歩法などの各種技法も。資料編―希代の武術家・王樹金老師の在りし日のエピソードや、その素顔を紹介。このほか、太極拳の効能や人名・用語辞典、年表や地図なども網羅。
目次
理論編(太極拳の歴史と武道への発展)
技術編(太極拳の用法;正宗太極拳の奥義;正宗太極拳九十九勢一覧)
資料編(正宗太極拳の伝導者・王樹金老師;付録)
著者等紹介
地曳秀峰[ジビキヒデミネ]
1927年生まれ。中華民国政府団体から国際的に高い評価をうける中国武術の第一人者。希代の武術大家・王樹金老師より最高峰の技を授けられた日本嫡流継承者。10代のころより空手・柔術など数多くの武道を修行。1961年王樹金老師と出会って以来、中国柔拳に打ち込み、外国人では唯一の王樹金老師の入室弟子となる。一方、大東流合気武道、真陰流、古式楊家太極拳など日中にわたる武術にも精通。渋谷本部道場で後進の指導に尽力しながら、自身もたゆまぬ自己鍛錬によって、83歳の現在も年齢や筋力に関わりなく力を制するという柔拳の驚異の実力を自らの武力で証明している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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