内容説明
ニホンアナグマ初写真集。
目次
Prologue 寝ても覚めてもアナグマです
1 アナグマはクマではありません
2 アナグマがカメラのレンズを拭いたんです
3 アナグマがジェジェジェビームを発射しました
4 アナグマはジェジェジェビームを使う不思議な動物です
Epilogue やっぱりアナグマは穴グマです
著者等紹介
福田幸広[フクダユキヒロ]
しあわせ動物写真家。2014年に発刊した写真絵本「オオサンショウウオ」(そうえん社)では小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルピナスさん
47
Honey badger好きの息子がいるため、定期的に動物の生態に関する本に触れています。本書は、ニホンアナグマに魅了された作者が、その生息地近くに拠点を移し、5年間かけてその日常を捉えていった、愛くるしい写真一杯の一冊。母親は息子に穴掘りを任せたり、ある年は冬眠も忘れ活動(遊び)続けたり、隠しカメラをキュキュっと拭いてみたり、好奇心一杯で自由な感じに気持ちが癒されます。日本はまだ手付かずの自然の中に色々な動物が暮らしているのでしょうか。人里に近寄り過ぎる必要のない環境で幸せに暮らして欲しいです。2022/03/05
海星梨
6
うーん。かなり寄りの写真なのに、この縮尺で見せる意味あるのかな。めちゃくちゃ見にくいんだけど。スマホ画面くらいのサイズとか、コマ送りとかで見せてくれた方が良くない? コメントと写真が違うとか、何考えてるのかわからんレベル。生き物写真家さんの本って正直ハズレが多い。進化論を理解してない方までいるしな。皆越ようせいさんくらいかな……あたりだと思ったの。2025/05/22
kaz
1
アナグマの可愛い写真に癒されるのはもちろん、著者の撮影に当たっての苦労話やアナグマの行動に関するコメント等も面白い。タイトル「苦節5年!」の赤ちゃんの顔はやはり可愛い。「晴れた日は布団干し」は、写真としてはもう一つだが、行動そのものが楽しい。 2018/03/02
Rika Shimazaki
1
心がささくれ立つような時は、写真集を眺める。最近は、本書の登場が最多。山口県に棲むアナグマを4年間撮り続けてきた集大成。アナグマの赤ちゃん、とにかく可愛らしいのだ。また、福田さんの文もアナグマ愛が伝わってくる。3月17日、午後1時半から山陽小野田市立中央図書館(山口県)で講演がある。今から、楽しみでしょうがない。2018/01/04
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- 和書
- 北国物語 角川文庫