内容説明
化学物質を添加した建材は使用しない、人体と環境にやさしい家作りを標榜・実行している株式会社無添加住宅。同社の家作りの取り組みから、シックハウス症候群や化学物質過敏症で悩む人たちへの最適な家作りを戸建建築・リフォーム等のケース別に紹介。また、アレルゲンとなる物質が、どの部分にどのような形で添加されているのかを解説するほか、30年で老朽化し、火災・地震などの災害時には深刻な二次被害を招きかねない、一般工法で作る住宅の問題点にも言及。孫の代まで安心して暮らせる住環境の作り方、そのノウハウを大公開。
目次
1章 鼻詰まりがラクになる気持ちが落ち着く無添加住宅
2章 なぜ無添加住宅を作るようになったのか
3章 化学物質と健康被害
4章 工業住宅に潜むもうひとつの危険
5章 なかなかすすまない化学物質過敏症の研究
6章 本物はなにか
7章 無添加住宅から無添加生活への夢
8章 ケース別!無添加住宅の作り方
著者等紹介
秋田憲司[アキタケンジ]
1959年、兵庫県西宮市生まれ。摂南大学工学部建築学科卒業。ハウスメーカー、不動産会社の営業職を経て、実家の工務店を引き継ぐ。1988年秋田ハウジング株式会社設立。学生のころから探求してきた自然科学の知識を生かして、2000年シックハウス症候群などの原因となる有害な化学物質を使わない「無添加住宅」を開発。2001年株式会社無添加住宅設立。「自然と共存する家」を基本に、誰もが健康に暮らせる住まい作りを実践している。自然科学の視点からみた健康な住まい作りについて、全国各地で講演活動も展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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