感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tei
2
ホラーなんだけど、作者あとがきにもあったように、ギャグと紙一重。ちょっと笑いながら読んだ。
季奈
1
「腸詰工場の少女」「骨笛」「義眼物語」が個人的に気に入った。 高橋葉介先生流のグロ美学と言うものが作品から伝わってくるからだ。 「骨笛」なんかは扱うモノが悪趣味なだけで、描いているのは幼い子どもの無垢さに違いない。(幼い子は時に残酷であるが) それに対して「義眼物語」は眼球の形質的な美しさを、悲惨な物語の上にグロテスクに描く。 今思えば、この漫画自体を買ったのは、スパンアートギャラリーで新原画を見たからであった。 少なくとも私は、薄幸の美人に惹かれる質であるようだ。2020/04/10