出版社内容情報
「おはなしのろうそく」の活字を少し大きくし、子ども向きに再編集した小型のハードカバー本です。大社玲子さんの魅力的な挿絵がたっぷりはいったたのしいシリーズです。小冊子の2冊が1巻になっています。
●収録作品
エパミナンダス/こぶたが一匹…… /かしこいモリー/おいしいおかゆ/くまさんのおでかけ/ブドーリネク/スヌークスさん一家/ぼくのおまじない/十二のつきのおくりもの/森の花嫁/なぞなぞ
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美紀ちゃん
66
司書研修があり、「エパミナンダス」を紹介した。 実際に聞いてもらった。 絵本の読み聞かせは、なぜ行われるのか? お話が楽しい→お話が好き→もっとお話を楽しみたい→自分でも読んでみたい。というふうに繋がっていくのが理想。 読み聞かせの時間を有意義にするために、司書も学ぶ必要がある。 エパミナンダスは、人を惹きつける魅力のあるお話。 大人でも面白いと感じる。 「語り」で子どもたちに伝えられたら最高だと思う。2021/06/29
chiaki
41
おはなし大好きな長女に読み聞かせ。ちょっとおばかな『エパミナンダス』に大ウケでした。フィンランドの昔話『森の花嫁』には、優しい心の持ち主ベイッコに恋したように頬を赤らめて「ベイッコすきーベイッコかわいー」ととても気に入った様子。他、イギリス民話『かしこいモリー』、グリム『おいしいおかゆ』、チェコ民話『ブドーリネク』、創作『スヌークスさん一家』、スロバキア民話『十二つきのおくりもの』など収録。どれも何度読んでも新鮮で安心感ある。私も『森の花嫁』はお気に入り。2020/12/24
美紀ちゃん
27
「エパミナンダス」今日、小学校の2年生に素話をしました♬先生も笑ってくれて、満足しました。 https://ameblo.jp/mikann-1124/entry-12463156523.html 2019/05/22
美紀ちゃん
25
中学生の読み聞かせに。一年生に大ウケ♪子犬を川へ持って行って冷やして冷やして冷やしてっていうところからかなり盛り上る。2012/06/01
杏子
24
表題作の「エパミナンダス」を1年から3年までのクラスに読んだけれど、みな大好評でした。最初はシーンとしていても、途中からだんだんわかってくると、クスクス声があちこちから上がってきます。これも昔話の繰り返しの部分のあるところが、先の展開がなかば読め、安心して聞けるのでしょうね。 「おいしいおかゆ」も読んだけれど、これもまあまあよかったみたいです。おかゆを作るのをやめる呪文を言えないばっかりに、とあう単純さがいいのかも。 他の話もいつか読んでみたいと思います。2015/06/19