内容説明
地元新聞の人気連載3年分+書き下ろし収録。僕という人間はほぼほぼ弘前で形成されている。ルーツ満載、初のエッセイ遂に書籍化。
目次
注射と粉薬
かくみ小路
持ち帰りのみそラーメン
野良犬のノラ
楽しい年末
母との取引
ゲームへの飢え
さくらまつり
おばさんたち
麻呂になる
お菓子の缶
初めての嘘
とにかく、むく
戸田のうちわ餅
コーヒーとマドンナ
風呂掃除大臣
イトヨーに寄る
100人に1人
外国人女性への憧れ
カツアゲされる〔ほか〕
著者等紹介
じろう[ジロウ]
1978年、青森県弘前市出身。弘前市の第二大成小、第三中学校を経て弘前高校、関西外国語大学短期大学部卒。2005年、吉本興業の東京NSCに入学。06年、お笑いコンビ「シソンヌ」をNSC同期の長谷川忍と結成。14年「キングオブコント」優勝。コントでは津軽弁のおじさんや熟女などを演じる。俳優や脚本家としても活躍中。地元愛にあふれ、青森県産ブランド米「青天の霹靂」のプロモーション動画に出演。東奥日報では2020年9月から連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tugumi
3
パチンコ・麻雀・タバコと、自由に自分の好きな事をしている雰囲気が感じられていたが、学生の頃から自由だったんだな 弘前への愛が感じられて、そんなにも地元を好きなんて羨ましく感じた 書き下ろしの中でマイナーであることの尊さ、独特であることの美しさと書いてあり、こちら側の人の考え方だなと嬉しくなった 飄々として人見知りそうで、自分の好きが沢山あってそれに忠実で、そんなじろうさんの成分がコントに生かされているんだな 2024/03/27
あひる三太郎
2
シソンヌじろうさんのエッセイ。 面白かった。写真がチョコプラの松尾さんとの2ショットばかり。どれだけ松尾さんのことが好きなのだろう。2024/02/13
渡辺 にゃん太郎
1
今の自分はここにいるのに、わざわざ知らない場所に探しに行く必要はないのかなと思った。だけど、過去の自分は地元にいるようなので探しに行く意味はありそう。少年シソンヌじろう探しをしに弘前に旅行しようと思わせてくれるほど、地元が魅力的に映って面白かった。青森には4年住んでいたのに、土手町の香りを嗅がずに、うちわ餅も津軽そばも食べずに去ってしまったことをいまさら後悔した。蛇足だけど、チョコプラの松尾がエッセイを出した時はじろうさんの写真を多めに入れてくださいね。箱根で少年松尾探しも面白いと思う。2024/02/05
me樹
0
さすが東奥日報。100%弘前。これ全国発売だよね?と思うくらい弘前の話オンリー。どんだけ好きなんだ弘前。あ、でも5%くらい松尾さんが占めてるから95%弘前な本ですね。じろうさんと同年代の旦那(青森市)へ貸したら、共感だらけだった様子。結論、おもろかった。うちわ餅食べてみたい。2024/03/23