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内容説明
子宮頸がんワクチンの報道は、なぜ科学的な事実を軽視した形で突っ走ったのか。なぜ遺伝子組み換え作物はいまなお社会的に理解が進んでいないのか。なぜ太陽光発電は夢のエネルギーかのように報じられるのか。そうした報道の偏り(バイアス)の正体は何なのか。その謎は記者たちの「心」の中にあった。
目次
第1章 子宮頸がんワクチン報道の大いなる失敗(HPVワクチン報道をめぐる新聞記者と村中璃子さん;なぜ新聞は市民に弱いか ほか)
第2章 遺伝子組み換え作物報道はなぜいつも偏るのか(組み換え作物のトンデモ報道;組み換え作物を正しく知るQ&A)
第3章 トンデモ報道の法則と特徴―ニュースのゆがみは記者のゆがみ(週刊誌を撃退する武器)
第4章 メディアの「リスク報道」と安全・安心の科学(なぜ報道のスタンスは不変なのか;過去の報道は「ハザード報道」(怖いもの報道) ほか)
第5章 世の中を動かす力は何か―「メディアのメディア」をどうつくるか(「安全」よりも「安心」が重視される社会;「安全」よりも「安心」が王様 ほか)
著者等紹介
小島正美[コジママサミ]
1951年愛知県犬山市生まれ。愛知県立大学卒業後、毎日新聞入社。松本支局などを経て、東京本社・生活報道部で主に食の安全、健康・医療問題を担当。生活報道部編集委員として約20年間、記事を書いた後の2018年6月末で退社。現在は「食生活ジャーナリストの会」代表。東京理科大学の非常勤講師も務める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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おさむ
Tomomi Yazaki
mawaji
朝ですよね
真作