内容説明
本書は、米国のエネルギー事情について、電力を主に包括的に解説するものである。２０１６年４月に、京都大学・海外電力調査会がカリフォルニア州とニューヨーク州を訪問して得た両州の最新事情を、再生可能エネルギー普及の視点で整理・紹介する。
目次
第１章 米国電力改革２５年の経験と教訓
第２章 ニューヨーク州のエネルギー情勢
第３章 カリフォルニア州の電力情勢
第４章 ニューヨーク州とカリフォルニア州における分散型エネルギー資源政策
第５章 ニューヨーク州及びカリフォルニア州における配電会社のビジネスモデル
第６章 再エネ普及の鍵を握る米国のグリッド政策
終章 米国電力構造改革の検証と日本の現状
著者等紹介
山家公雄［ヤマカキミオ］
エネルギー戦略研究所所長、京都大学特任教授、東北公益文科大学特任教授、豊田合成（株）取締役、山形県総合エネルギーアドバイザーを務める。東京大学経済学部卒業、日本政策投資銀行エネルギー部次長、調査部審議役等を経て現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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まめタンク
1
2020年47冊目。アメリカの電力事情について書いてある本なのは確かなのですが、読み物というより専門家が難しい用語を羅列して解説するタイプの本なので、？という印象です。面白いとか、面白くないとかではないです。2020/02/13
どうろじ
0
電力市場を構築する動機付けや仮定、方法論に州の個性が垣間見えておもしろい。自由な市場をつくるために多様な技術が用いられるのもおもしろい。2021/04/08
