電力・ガス自由化の真実

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  • サイズ A5判/ページ数 161p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784885554773
  • NDC分類 540.9
  • Cコード C3030

内容説明

エネルギー競争にメリットはあるのか!?斯界の双璧がその恩恵と弊害を検証。

目次

第1章 電力自由化の背景と変遷
第2章 発送電分離と広域市場の形成
第3章 電力システム改革と政策転換
第4章 英国の小売自由化と料金動向
第5章 電力ビジネスのグローバル化
第6章 ガス自由化の背景
第7章 ガスシステム改革の原則
第8章 新ガスシステムの狙い
第9章 新ガスシステムがもたらすもの

著者等紹介

野村宗訓[ノムラムネノリ]
関西学院大学経済学部教授。1958年、兵庫県神戸市生まれ。1986年に関西学院大学大学院経済学研究科博士課程修了。1989~1990年、英国レディング大学客員研究員、2010~2012年、関西学院大学産業研究所所長。1998年より関西学院大学経済学部教授、2015年より国際公共経済学会会長、現職。専門は産業経済学、規制経済学、公益企業論

草薙真一[クサナギシンイチ]
兵庫県立大学経済学部教授。1966年、愛媛県松山市生まれ。1990年に慶應義塾大学法学部法律学科卒業、1995年に米国インディアナ・ロー・スクールLL.M.取得、1996年に慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得。1996年以降、神戸商科大学商経学部経営学科助手・講師・助教授を経て、2009年より兵庫県立大学経済学部応用経済学科教授、2015年より兵庫県立大学経済学部長兼経済学研究科長、2015年より国際公共経済学会理事、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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乱読家 護る会支持!

4
東日本大震災以降、長期的なエネルギー政策の再構築が必要なのに、「反原発」「原発推進」の目先の賛否に政治家も国民も目がいってしまっているのか気になる。 僕は青山さんが推奨するメタンハイドレートなどの海洋資源開発しか道は無いと思うのだか、そうなると既得権者との闘いになり、また防衛軍の憲法明記など安全保障の問題に踏み込まざるを得ない。 電力ガスの自由化は、所詮は小手先のコスト削減。それよりも、しっかり先を見て考える事が必要では。2017/10/26

okadaisuk8

1
電力自由化で先行する英国のことを詳述しているのが参考になる。かならずしも選択肢の多様化や料金値下げにはつながらない現実を指摘し、改革に後ろ向きそうな一方で、国際的な送電線網構築を提言していたりして、地味ながらユニークな箇所も。ガス自由化の方はどうしても内容がマニアックになりがちな上(私の関心も電力に比べると低い……)、繰り返しが散見されたのが気になる。 2019/09/06

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