目次
第1章 スマートエネルギー社会と金融
第2章 プロジェクトファイナンスと再生可能エネルギー発電事業
第3章 プロジェクトファイナンスの実務
第4章 プロジェクト関連契約の実務
第5章 再エネ法とプロジェクトファイナンスにおける法的問題点
第6章 再エネ法の下での担保設定(セキュリティーパッケージ)とその実行
第7章 再エネ法の下での太陽光発電事業の流動化・証券化の可能性
第8章 スマートエネルギー社会実現のための金融ソリューションの試案
著者等紹介
幸富成[ミユキトミナリ]
東京理科大学大学院イノベーション研究科教授。昭和52年上智大学大学院法学研究科修士課程修了、株式会社日立製作所入社。昭和60年証券業界に転職。外資系証券会社取締役など経て、平成11年興銀証券(現みずほ証券)執行役員兼財務開発部長、平成13年野村證券ストラクチャードファイナンス部長、三井物産金融市場本部顧問などを務め、平成16年より現職。日本ナレッジマネジメント学会理事、デジタルハリウッド大学院客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ももかさん
11
今、自分に必要な知識。とりあえずインプット。2014/10/11
O. M.
1
日本における再生可能エネ発電の事業化について、主にファイナンススキームの面をまとめた教科書。日本でもFITが始まって数年たち、PVを中心として一定の事業例が出揃ってきた現状、本書はこれらの幅広い事例に基づいたリスク分析、関連法令の紹介がなされており、実務的にかなり有効です。この分野の事業化を検討している方には、一度精読する価値のある本です。ただ一般の方には、具体的な契約関連の議論など細かすぎて難しいのと、また本書では語られない、そもそも現行のFITの費用便益がどうなのかについての疑問も個人的には感じます。2015/01/13
Seiichi Takayama
0
再生可能エネルギーの分野で事業をしようとするとき必要なファイナンス分野の知識や、業界事情など詳しく書かれています。実務的なハンドブックという感じです、机の脇に置いておいて、不明や用語や事例について調べたいときに使うのに良いのではと思いました。⚫︎理想論を掲げただけの本でもなく、辞書でもマニュアルでもなく、実務家向けに事業に焦点をあてて書かれた本、という印象を受けました。⚫︎まだまだ私の知識が追いついてないので、もう少し周辺知識を入れてから、再読したいです。2014/09/04




