エネルギーフォーラム新書
温暖化とエネルギー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 262p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784885554285
  • NDC分類 451.35
  • Cコード C0230

内容説明

本書は、温暖化にエネルギーの面からいかに対応していくかという問題を、国際・国内両方の立場から総合的に検討したものである。温暖化対策が政治経済と密接な関係を持ち、社会的な視点から総合的に検討することが必要であることを強く認識している。

目次

第1部 総合的視点からみた地球温暖化(地球温暖化問題の経緯とそれをめぐる政策的論議;地球温暖化の原因と影響をめぐって;2度目標は最適な目標か;要因分解でみた二酸化炭素排出削減;2度目標の実現可能性―2050年目標を分析する;新しい現実的な目標の提案―2・5提案)
第2部 わが国のエネルギー環境政策(わが国のエネルギー環境政策の変遷;福島原子力事故後のエネルギー環境政策検討;原子力のリスクにどう対処すべきか;再生可能エネルギーの行方;エネルギー環境政策のフロンティア)
第3部 地球温暖化対策の定量的な分析(持続可能な発展と地球温暖化対策;長期的な温暖化緩和策評価;国際衡平性からの排出削減の評価;電源別コスト推計;エネルギー・温暖化政策の経済影響;日本政府政策決定プロセスにおけるモデル分析の活用)

著者等紹介

茅陽一[カヤヨウイチ]
1934年生まれ。東京大学大学院修了、工学博士。同大学電気工学科講師、助教授、教授を経て1995年退官、同大学名誉教授。同年慶応義塾大学教授。1998年(財)地球環境産業技術研究機構副理事長兼研究所長、2012年同理事長となり現在に至る

山地憲治[ヤマジケンジ]
地球環境産業技術研究機構理事・研究所長。1950年生まれ。1977年東京大学大学院修了、工学博士。同年、電力中央研究所入所。その後、米国電力研究所客員研究員、電力中央研究所・エネルギー研究室長等を経て、1994年東京大学教授、2010年より現職

秋元圭吾[アキモトケイゴ]
1970年生まれ。1999年横浜国立大学大学院工学研究科博士課程修了。1999年(財)地球環境産業技術研究機構(RITE)入所。2007年よりシステム研究グループグループリーダー、2012年グループリーダー・主席研究員。2010年より東京大学大学院総合文化研究科客員教授兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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