内容説明
経済成長と環境対策を両立させた世界に誇るLNG史。「最終章」として、「かくあるべし!日本のエネルギー政策」と題した対談を掲載。
目次
脚光浴びた7つの時期
東京五輪「聖火」を技術で演出
燃焼技術を進歩させた「公害対策」
技術の確立で新規市場を開拓
ボイラー史に誇る日本の技術力
都市ガス転換が加速した理由
「産L契約」制度はどのようにして生まれたのか
競争力を向上させた「産L契約」
弾みをつけた「お客さまカルテ」
今だから話せる営業現場のエピソード
コージェネ開発の歴史をひも解く
コージェネ営業の変遷
国民の最適なエネルギー選択へ
かくあるべし!日本のエネルギー政策
著者等紹介
草野成郎[クサノシゲロウ]
1944年福島県平市(現いわき市)に生まれる。1967年慶應義塾大学経済学部を卒業後、東京ガスに入社。1973~75年日本エネルギー経済研究所・研究員。1980~90年東京ガス産業用エネルギー営業担当。1990~91年ハーバード大学国際問題研究所・研究員。2002年東京ガス総合企画部長などを経て副社長。2007年東京ガスエンジニアリング会長。2008~11年北海道ガス会長。2012年~(株)環境都市構想研究所・代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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westwing
1
営業パーソンのバイブルです。2014/03/29
higassi
0
☆×4 業界特有の営業事情もあるので一般向けではないかもしれないが、営業パーソンの心意気は展開可能なのでは?2014/04/16
こっしゃん
0
3/11読了。2014/03/11
Takanori Uesaka
0
今でこそ産業界で当たり前に欠かせないLNG。私達の日常生活でも都市ガスとして馴染み深いが、ここまで普及した影には幾多の技術的課題解決があったことは私達一般人はあまり知らない。営業出身の筆者草野さん(東京ガス)ならではの営業折衝のエピソードは大変興味深く、勉強になった。終盤の対談はちと難しいが、あとがきのフレーズは、グッとくる。2014/03/01