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内容説明
再エネを総合的に分析!産業としてテイクオフ!
目次
第1章 風力発電
第2章 海洋エネルギー
第3章 太陽光発電
第4章 地熱発電とバイナリー
第5章 中小水力
第6章 バイオマスと1次産業1―木質バイオマスと林業
第7章 バイオマスと1次産業2―バイオマスの主役、輸送用バイオ燃料
第8章 再エネ政策を考えるヒント
著者等紹介
山家公雄[ヤマカキミオ]
1956年山形県生まれ。1980年東京大学経済学部卒業。日本開発銀行入行、新規事業部環境対策支援室課長、日本政策投資銀行環境エネルギー部課長、ロサンゼルス事務所長、環境・エネルギー部次長、調査部審議役を経て現在、(株)日本政策投資銀行参事、エネルギー戦略研究所(株)取締役研究所長、東北公益分科大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Olly
1
再生エネルギーについて、総花的ではあるが、ネットの記事などでは見つからないレベルのことまでギッシリ書いてある。広く実用化レベルまでは至っていない潮汐力発電の記載など、再生エネルギーと聞いて連想する範囲を超えた充実ぶりである。実務的な情報としては、太陽光発電のコスト内訳が書いてあり興味深い。2017/01/06
やまべ
1
読むのに時間はかかったが大変面白かった(ただしFITの水準設定あたりの話は退屈。大切なんだろうけど)。原子力というのは20世紀的・昭和的なエネルギーだなぁとつくづく思う。いろいろな意味で筋が悪すぎる。しかしこの本の執筆の時点で日本はすでに周回遅れなのに、安倍政権になってさらに2周くらい抜かされそうだ。再生可能エネルギー=太陽光=コストが高くてダメとか、ドイツの脱原発=再エネシフトは失敗しつつあるとか思っている人はこの本を読むと少しは蒙が啓かれるのではないかと思う。2014/05/08