狙われる日本の環境技術―競争力強化と温暖化交渉への処方箋

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 326,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784885554131
  • NDC分類 502.1
  • Cコード C3030

内容説明

新興国企業の台頭にどう立ち向かうか?温暖化交渉の知られざる一面とグリーン成長の落とし穴。

目次

第1部 インフラ・プラントの海外展開(高効率な石炭火力発電―中国企業との競争に向けた課題と対応;ガスタービンコンバインドサイクル発電―日本企業の事業展開とタイへの貢献;鉄鋼業における省エネ技術コークス乾式消火設備(CDQ)―中国企業との競争とインドにおける普及支援)
第2部 エコカー・省エネ家電の普及(タイにおける日本自動車メーカーの技術移転とエコカー生産奨励政策;高効率インバータ・エアコンの国際市場開拓の可能性とエネルギー効率基準・ラベリング制度の役割)
第3部 低所得国支援(低所得国での太陽光発電普及事業の動向と課題―低所得国でのエネルギーアクセスの確保に向けて;ブラックカーボン削減のための改良型かまどの普及支援)
第4部 横断的議論―ビジネス・政策・国際交渉への示唆と提案(事例分析から得られた課題の考察―ビジネスの視点から;温暖化技術交渉をいかに乗り切るか;日本の技術を世界に広めるための五つの提言)

著者等紹介

上野貴弘[ウエノタカヒロ]
東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻(国際関係論)修士課程修了。研究分野は地球温暖化対策の国際枠組みと技術移転。2004年財団法人電力中央研究所社会経済研究所入所。2006年~2007年Resources for the Future(RFF)客員研究員(米国、ワシントンD.C.)。現在、一般財団法人電力中央研究所社会経済研究所主任研究員、東京大学公共政策大学院客員研究員

本部和彦[ホンブカズヒコ]
京都大学大学院工学研究科修士課程土木工学専攻修了。スタンフォード大学大学院Dept.of Engineering Economic Systems MS取得。1977年通商産業省(現・経済産業省)入省。1993年~1997年新エネルギー産業技術開発機構(NEDO)ワシントン事務所長。1997年~1999年産業政策局産業技術課長。2002年~2003年産業技術環境局研究開発課長。2003年~2006年東北経済産業局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品