エネルギーフォーラム新書
国を滅ぼす反原発ヒステリー―世界から見た日本の錯誤

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  • サイズ 新書判/ページ数 262p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784885553981
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0230

内容説明

私たちは一時の熱狂に支配されて物事を決めてはいけない。反原発ヒステリーから脱して、原発を含めてエネルギー全般について冷静に比較し、検討しなければならない。50年以上、エネルギーについて研究を続け、豊富な海外経験を持つ筆者による、緊急提言を参考にしていただきたい。

目次

菅・前首相の「脱原発宣言」で「日本弱体化」の危機
多数の朝日新聞OBが憂慮する朝日の反原発報道
バッシング・危険の煽動―加熱する原発論争
狂信的な反原発活動家たちの誤れる主張
世界から見た日本の錯誤―世界が寄せる日本への期待とは?
低レベル放射線は全く無害であり、有益である可能性が高い
福島原発事故とチェルノブイリ事故との著しい相違
徹底的に弱く、全く問題外の風力と太陽光エネルギー
不安材料が多い世界の石油、石炭、天然ガス事情
電力供給の命綱―発送配電一貫体制の重要性
日本復興の原動力となった電力供給力増強
苦難の連続に負けず、日本の勢力を結集した原発建設
国力の根源、電気事業と原子力技術を守れ!

著者等紹介

一本松幹雄[イッポンマツミキオ]
1937(昭和12)年生まれ。灘高、早大政経学部、コーネル大学大学院に学ぶ。電力会社、国際原子力機関、エネルギー研究組織での勤務を経て、2006年、作家、英語通訳者として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

25
日本人は概しておとなしく、集団的な和を好み、激しい口論をしない傾向にあるが、反面、多勢の人々が集団的にいじめるバッシングが好きだといってよい。 話下手でおとなしいので日本人は国際会議で発言せずに、多くは無言のまま、会議の討論を聞いているだけという傾向が見られる。反面、舞台裏でのバッシングは得意なのがたちが悪いところだ。 戦前戦中は、反戦論者や先頭を嫌う文化人はバッシングの対象となり、ひどい場合は非国民として罵られ、官憲に検挙される個とも少なくなかった。自衛隊員やその家族へのバッシングもあるかもしれない。2019/06/25

たぬき

2
個人の立場での内容であると、但し書きを書いても、勘ぐる人間は勘ぐる。 ソースをもっと出したほうが良いのではないかと思うのです。 かなり筆が先走っている感じがした2013/04/19

tam_tam

2
無資源国であり工業国でもある日本にとって、エネルギーをいかに安定的に賄うかは重要な問題です。本書は若干偏りすぎ感もありますが、意見の合理性については納得できる内容でした。今日の日本は、エネルギー問題に限らず様々な重要問題をかかえていますが、一時的なのりや雰囲気、立場や利権だけで無責任に語るのではなく、各方面の意見を平等なものさしで測り、冷静な議論でもってこれからの日本のあり方について決定して欲しいものです。2012/12/23

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