内容説明
経済成長こそ最良の温暖化対策だ!なぜ、低所得国に援助が必要なのか?―。
目次
はじめに 低所得国に対する実効的な温暖化対策援助とは何だろうか?
第1部 温暖化対策援助を問い直す(再生可能エネルギーによる地方電化支援の限界;日本と韓国の地方電化と貧困削減の経験から得られる教訓;低所得国では経済成長こそが温暖化対策―サブサハラアフリカを例に)
第2部 経済発展と両立する温暖化対策援助のあり方(低所得国のための技術移転支援―東アジアにおける経済成長の経験からの考察;大型水力発電による低炭素エネルギーの開発と適応能力の向上)
著者等紹介
杉山大志[スギヤマタイシ]
(財)電力中央研究所上席研究員、IPCC第四評価報告書主著者、IPCC第五次評価報告書統括執筆責任者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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