新エネ幻想―実現可能な低炭素社会への道

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784885553677
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C0030

目次

第1章 地球温暖化はホンモノか?(もう一度冷静に見てみよう!温暖化の事実と原因;どこまで温暖化するのか?;地球温暖化の被害の程度は?;適切な対策は何か?基本的な考え方;世界における二酸化炭素排出状況;第1章のまとめ)
第2章 グローバル・エネルギー事情(人類が消費する膨大なエネルギー;地球エネルギーシステム;地球の貯金はどれくらい?エネルギー保有量;これから減るの?増えるの?;誰が何にどう使っているのか;人類の寿命と地球の寿命―いつまでのことを考えるか;第2章のまとめ)
第3章 ニッポン・エネルギー事情(日本はエネルギー貧乏国か?;日本の財布とその中身;日本のエネルギー需給の見通し;日本に必要なエネルギー量は?;日本の原子力利用;日本人の消費性向;日本の省エネ事情;リサイクル再考;第3章のまとめ)
第4章 新エネと旧エネ?(“新エネルギー”とは;再生可能エネルギーのいま;“旧エネルギー”とは―石油の場足;バイオ燃料;省エネルギー技術;“新自動車”;蓄電技術;第4章のまとめ)
第5章 技術は地球を救えるか?―持続可能な低炭素社会へ向けて(日本の削減目標。10年間で3分の1を削減!?;グローバルな目標は?;エネルギー選択の考え方;具体策を考える;第5章のまとめ)

著者等紹介

御園生誠[ミソノウマコト]
1961年東京大学工学部応用化学科卒業。1966年同助手、工学博士。1983年同教授、1999年同名誉教授、工学院大学教授。2005年製品評価技術基盤機構理事長。2009年科学技術振興機構PO研修主監。日本化学連合会長、日本工学アカデミー副会長。その間、日本化学会会長、日本学術会議会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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taming_sfc

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御園生誠先生による2010年の著作。地球温暖化問題に関する妄信的追従に警鐘を鳴らしつつ、低炭素社会に向けた移行については、21世紀前半までは化石燃料燃焼の効率をあげることで対応し、21世紀末にかけて再生可能エネルギーを相当程度利用可能な状態にすることで、社会に与えるショックを最小限にしつつ低炭素社会への移行を実現することを、明快に、かつご本人も自認するように少々保守的に説く。安易なエコ・ブームへ警鐘を鳴らしつつ、冷静に低炭素社会への移行を議論するためには、本書のような視角も重要であると思われる。2011/05/15

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