内容説明
港町・横浜の夜にガスの火を灯して以来130年、その歴史の影には誰も知らないドラマがあった。LNG導入から環境問題まで、多彩なテーマを現代の視点で検証する。
目次
電気に追われ続けた130年
石炭から石油を経て天然ガス時代が到来
LNG長期売買契約から上流参画へ
登場から半世紀、進化続けるLNG船
変動強まる世界LNG船
都市ガス業界挙げての壮大プロジェクト「熱量変更」
流れ止まらぬ公営ガスの民営化
都市ガス地震災害は4年半に1度起きている
地球環境問題が深刻化する中で
18年かけた規制緩和も終着点に
天然ガス普及を支える「事故ゼロへの戦い」
地方ガスの歴史は面白い
著者等紹介
山口正康[ヤマグチマサヤス]
1960年東京大学文学部西洋史学科卒、毎日新聞社入社。経済部編集委員、経済特集版編集長、編集局次長、紙面審査委員会副委員長などを経て定年退社。1994年(株)ガスエネルギー新聞入社、常務取締役編集局長などを経て現在エネルギージャーナリスト。この間、仁愛大学(福井県)教授を歴任、現在同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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