電力・ガス自由化「勝者の条件」

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784885552779
  • NDC分類 540.921
  • Cコード C0030

内容説明

本書は、自由化時代を迎えた大手の電力・ガス会社が、相互参入、自由競争などの新しい環境の中で、企業として勝ち残るには、組織や人材や社員の意識をどのように変えていかねばならないか。社員がビジネスマンとして生き残り、より充実感を味わうにはどう自らを変えていかねばならないか。について、考えていくために書かれたものである。

目次

第1章 自由化によって何が変わるのか?(自由化の意味するもの;自由化すると企業組織に何がおきるか?―欧米の事例から学ぶ;自由化が電力・ガス企業経営に与えるインパクト ほか)
第2章 自由化に備えて電力・ガス企業は現在何が課題なのか?(ミッションのマタ裂き;改革リーダー不在;タコツボ組織 ほか)
第3章 新しい電力・ガス会社を目指して―企業の組織・人材・意識改革への一〇の提言(企業のミッション(使命)と理念を再確認せよ
「熱血先生」を登用し、改革のリーダーシップを確立せよ
タコツボを打ち破れ ほか)

著者等紹介

今村英明[イマムラヒデアキ]
ボストンコンサルティンググループディレクター、ヴァイスプレジデント。東京大学経済学部卒。スタンフォード大学経営学修士(MBA)。台湾国立師範大学及び台湾大学にて中国文化研究。三菱商事株式会社及び世界銀行を経て現在に至る。コンサルティングにおいては、素材、エネルギー、ハイテク、情報通信等幅広い業界に対し、中長期計画策定、マーケティング・営業戦略、人事・組織・意識改革、リエンジニアリング新規事業開発、研究開発などの多くのプロジェクトを経験している。また、BCGでグローバル展開をしているエネルギー公益事業専門部会及び組織専門部会のコアメンバーでもある。1998~2000年はBCG上海事務所長として中国・上海に駐在。信州大学大学院経済・社会政策科学研究科講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

超運河 良

6
電力会社の経営者なら不要な子会社を全て売却し資金を確保して他の電力会社の発電部門を買収して圧倒的な供給力を強化する事を真っ先に行う。圧倒的な供給力は圧倒的な在庫量になり超大量仕入れによる燃料費を抑え圧倒的な低利益率にする事により低価格帯で一気に消費者を囲んで参入障壁を上げていく。圧倒的な低利益率によって他社が入る余地のない状況を作り出し圧倒的な供給量により新規参入の企業が自社から電力を買わざるを得ない状況を作る事によって長期的な目線での利益で株主へ貢献出来る。送電網もは見えるのと見えない部分がある2015/09/09

Matsui Kazuhiro

1
面白い.愛のある客観的な批判と実際の付き合いからの個人的な意見が織り交ぜてあって説得力はある.ただ,もう少し海外の事例の紹介に重点を置いた上での考察があればもっと良かった気がする.2015/04/18

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