内容説明
本書は、自由化時代を迎えた大手の電力・ガス会社が、相互参入、自由競争などの新しい環境の中で、企業として勝ち残るには、組織や人材や社員の意識をどのように変えていかねばならないか。社員がビジネスマンとして生き残り、より充実感を味わうにはどう自らを変えていかねばならないか。について、考えていくために書かれたものである。
目次
第1章 自由化によって何が変わるのか?(自由化の意味するもの;自由化すると企業組織に何がおきるか?―欧米の事例から学ぶ;自由化が電力・ガス企業経営に与えるインパクト ほか)
第2章 自由化に備えて電力・ガス企業は現在何が課題なのか?(ミッションのマタ裂き;改革リーダー不在;タコツボ組織 ほか)
第3章 新しい電力・ガス会社を目指して―企業の組織・人材・意識改革への一〇の提言(企業のミッション(使命)と理念を再確認せよ
「熱血先生」を登用し、改革のリーダーシップを確立せよ
タコツボを打ち破れ ほか)
著者等紹介
今村英明[イマムラヒデアキ]
ボストンコンサルティンググループディレクター、ヴァイスプレジデント。東京大学経済学部卒。スタンフォード大学経営学修士(MBA)。台湾国立師範大学及び台湾大学にて中国文化研究。三菱商事株式会社及び世界銀行を経て現在に至る。コンサルティングにおいては、素材、エネルギー、ハイテク、情報通信等幅広い業界に対し、中長期計画策定、マーケティング・営業戦略、人事・組織・意識改革、リエンジニアリング新規事業開発、研究開発などの多くのプロジェクトを経験している。また、BCGでグローバル展開をしているエネルギー公益事業専門部会及び組織専門部会のコアメンバーでもある。1998~2000年はBCG上海事務所長として中国・上海に駐在。信州大学大学院経済・社会政策科学研究科講師
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感想・レビュー
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超運河 良
Matsui Kazuhiro
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