内容説明
本書は、地球レベルで省エネルギーを達成し、将来の持続的発展を約束する唯一の方策として、資源のリサイクルによる省エネルギー社会すなわち資源循環型社会の実現が不可欠であるとの観点から、エネルギー問題、環境問題を論じたものである。また、二十一世紀に向けて、先進国ばかりでなく開発途上国も含めて私たち人類が考え、なすべきことを、国家のあり方から個人の意識やライフスタイルにまで範囲を広げて、幅広く問題提起した。
目次
第1章 待ったなしの地球環境(外交と化したエネルギー問題;温暖化予測はどこまで信頼できるか;2010年までに1990年レベルの六%削減)
第2章 省エネルギーが地球を救う(問題は2030年;無駄な消費を減らそう;省エネ社会に向けて―世界レベルの枠組み作りへ ほか)
第3章 資源循環による持続的発展(循環型社会とは;環境問題の流れをどう見るか;日本の廃棄物とリサイクルの行政課題 ほか)
第4章 二十一世紀へのメッセージ(人類が生き残るための技術開発を;頭脳のブラッシュアップ;意識と生活を変えよう)
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- 明治前期曹洞宗の研究