内容説明
電気抜きでは語れない現代社会。生活に密着した電気機器から人工衛星まで、すべての機器が電気・電子回路などで構成されている。研究開発や回路設計、生産分野までさまざまな電気の「量」を測定し検証します。そこで活躍するディジタルマルチメータの動作原理・測定原理から正確な測定結果を得るための実践測定テクニックまでを分かりやすく紹介。
目次
1 マルチメータとは(アナログマルチメータ(テスター)
ディジタルマルチメータ)
2 ディジタルマルチメータの動作原理(ブロック図)
3 ディジタルマルチメータを選ぶポイント(測定ファンクション;測定レンジ(分解能・確度)
表示桁数
測定確度
交流測定
サンプリングレート
応答時間(セットリング時間)
データ処理機能
リモートインターフェイス
外部入出力インターフェイス
最大許容電圧
フローティング電圧
NMRR
CMRR
アイソレート2CH測定
デュアル表示・デュアル測定
抵抗測定の開放電圧
電流測定の端子間電圧降下
電源電圧範囲)
4 ディジタルマルチメータを使用した測定(測定開始前の準備;直流電圧測定;高圧電圧測定;電流測定;抵抗測定;ダイオード測定;温度測定)
5 リモート計測(LANを使用したリモート計測;使用するマルチメータ;マルチメータのLANに関する設定項目;LANを利用した通信手順;マルチメータをLANへ接続;マルチメータとPCの接続確認;プログラミング)
著者等紹介
内窪孝太[ウチクボコウタ]
1975年広島県生まれ。1999年岩崎通信機株式会社入社。現在、岩通計測株式会社技術部に所属しマルチメータの開発に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。