内容説明
本書は、衛星発達の経緯から、最近急速に伸びている身近かな放送衛星を取り上げ、通信衛星から観測衛星としての「ひまわり」やランドサット、そして比較的新しい移動体通信として、船舶地球局にサービスするインマルサットや陸上移動体、航空機に対する衛星通信サービスについても、くわしく説明を試みました。衛星をベースに展開する情報産業の現状についてもふれ、２１世紀に向けての展望が開けてきた宇宙開発の第１ステップとしての宇宙ステーション計画についても述べてみました
目次
第１章 衛星通信のあゆみ
第２章 ＢＳの発達
第３章 ＢＳ送信機
第４章 ＢＳ受信機
第５章 ＢＳの音声伝送
第６章 ハイビジョン放送
第７章 インテルサット
第８章 ＣＳネットワーク
第９章 普及期に入るＣＳ通信
第１０章 画像情報通信
第１１章 ひまわりとランドサット
第１２章 インマルサットと移動通信
第１３章 開花する情報産業
第１４章 宇宙新時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つっくん
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20年以上前の本なので掲載情報はかなり古く、今となっては物足りなく感じる部分も多くあるが、衛星放送・衛星通信の基礎理論を大まかに把握するには充分だった。20数年前、日本の商用衛星ビジネス黎明期における当時の通信業界全般の状況をも垣間見ることが出来る一冊。2013/01/24
